サッポロビールの新ジャンル、ゴールドスターが2022年12月製造分からリニューアルされるというニュースが出ていました。



今回のリニューアルでは、当社の2大ブランドである「ヱビスビール」のホップと「サッポロ生ビール黒ラベル」の麦芽を引き続き一部使用し、新たにサッポロビールの新ジャンル史上初となる「うまいどこまでも」製法を採用することで、力強く飲み飽きないうまさに磨きをかけた・・・とのこと。
これは気になりますよね。

ようやく見つけることができましたので、新旧で飲み比べてみることにしました。

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右が旧ゴールドスター、左が新ゴールドスターです。
見た目には「新」という文字が大きく書かれているので、わかりやすいですね。

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原材料とアルコール度数に特に違いは無いようです。
もう少し言うと、栄養成分表示にも違いは無いようです。

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さて、それではまずは香りから比べていきます。
違いとしてはそれほど感じるわけではありませんが、同じと言うには違和感がある・・・
その違和感をうまく言葉にできないのがもどかしいですね。

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続いては味わいです。
旧ゴールドスターは、比べるとということですが、少しこってりとしているというか、後味にかけても少しべたつくような気がします。
それに対して、新ゴールドスターは、後味にかけてすっきりとした味わいになっています。
旧ゴールドスターより後味にかけてホップの苦味をより感じるようになったのが、「すっきりさ」の理由かもしれません。
どちらも麦芽のコクを感じる味わいながら、新ゴールドスターは飲みやすくなった(飲み続けやすくなった)と言うことでしょうか。
これは面白い。

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今回のリニューアルの目玉は、うまいどこまでも製法(笑)
「麦のおいしさを引き出すため一定温度を保持する工程をさらに追加し、力強さを実現するため仕込工程で煮沸を2回繰り返し、ホップを味わいへの厚みを持たせるため手間暇かけ3分割で添加した。」とあります。

はじめよりもあとに感じるホップの味わい。
それを強めているところに感じる違いが新旧の違いでしょうか。
なんて自分の中での整理をしてみました。

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久しぶりに大手のビールを記録した気がします。
クラフトビール、美味しいんですけど、大手のビールもやっぱりすごいよなと思います。
美味しいし、リーズナブルだし、いろんな楽しみ方が手軽にできるし。
色々な味をリーズナブルに飲み比べることができるってのは、やっぱりうれしいし、ありがたいことです。
そんな大手のビールの良さを再認識した飲み比べでした。


満足。







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