今日のビール。

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志賀高原ビール TAKASHI ICHIRO 2020.03。
Barrel Aged Imperial Stout。
ウィスキー樽の芳醇な香りのビール。
この香りだけでビールとはなかなか思いつけないのではないかと思います。
濃厚なビターチョコレートのような香りも感じる。
ビターチョコレートで作るウィスキーボンボン的な…感じ?

口に含むと、とろりとした液体で、濃厚かつ柔らかな口当たり。
とげとげしさがなく、アルコール度数13%でありながら飲みやすいと思います。
いや、初心者が飲んだら、吐き出しそうだけど、こういうビールを飲んでいたら、とても飲みやすいと感じる味わい。
飲み込んだ後、口の中にビールの感覚は残るけど、甘みはすっと消えてアルコール感とロースト感が残るのが面白い。

これ、おいしいよね。

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HPより解説。
TAKASHI ICHIRO / Barrel Aged Imperial Stout !
名前の通り、Takashi Imperial Stout を、イチローズモルトさんの樽で熟成。
二人の名前を呼び捨てで申し訳ないような気がするといいながらも、1年3ヶ月ぶりに再登場です。
今回は、55ヶ月、37ヶ月、13ヶ月間の樽熟成を経た5樽をブレンド。
加重平均では、34ヶ月熟成です。
13.0%、IBU80。
先日発売した OMK よりも、熟成期間は長いのですが、たっぷりつかったホップの影響か、熟成香は控えめ。
トロリとまではいきませんが。液体としての粘度は高め。
樽由来のウイスキーのニュアンス。
ダークチョコレートやコーヒーのようなローストした香りも感じますが、同時になフルーティーさも、
ドライフルーツのような濃縮されたフルーティーさに加えて、柑橘やぶどうをも思わせる、意外にフレッシュな印象も。
みなの意見は、「フルーティー」という点で一致はするものの、その香りの種類は、飲む温度や人によってもまちまち。
もちろん、スペックなりのボリューム感、甘み、ともにあるのですが、なにせベースのビールがホップの効いた「たかしくん」なわけで、甘ったるくはなく、長期の熟成により硬いアルコールも感じないので、意外に飲めちゃう危なさも兼ね揃えています。
ビール単体でも、食後のデザートの友としてもいいのですが、ビーフシチューとか、強めの赤ワインを合わせたくなるようなシーンでもいいんじゃないかなと。

アルコール度数:13.0%
ビアスタイル:バレルエイジド・インペリアルスタウト

個人的には、もったいなさ過ぎて、マリアージュを楽しむどころではないんですけど、そういうのもまた面白そうですね。

タカシ君が1本余っているんで、それとの飲み比べも楽しそう。
そして、飲み進めていくうちに、フルーティというか、ベリー系・ドライフルーツのような…というのが感覚的に理解できるようになりました。
これは面白い。

いやはや、満足です。





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