今日のビール。

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志賀高原ビール 一石三鳥。
Barrel Aged Imperial Dark Saison。
Aged in Barrels from Ichiro's Malt。

チョコレートのような濃厚な甘みに、ウィスキー樽で熟成した熟成香を感じるビールです。
これはとてもいい香り。

口に含むと、インペリアルスタウトのような甘味を感じつつ、スパイシーな味わいも感じるビール。
後味にかけては、こちらの方がチョコレートという表現が適当な味わい。
そしてその最後には、フルーティな味わいに変化するのもまたドライというか、濃厚なままで終わらないのがいいんです。
ゆっくりといただきたいビール。
いいね。

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HPより解説。
一石三鳥、ボトル発売です!
3年以上振り、二度目の登場。
名前の由来は:
"カナダの人気ブルワリーBrasserie Dieu du Ciel!とのコラボレーションで生まれた、あの 一石二鳥を、さらにイチローズモルトの樽で熟成させた特別版。
セゾン、インペリアルスタウト、ウィスキー樽熟成。
Dieu du Cie!、イチローズモルト、志賀高原。
というわけで、一石三鳥です。"

実は、最初このビールが生まれたのは、あの OXBOW とのコラボ、木樽熟成山伏 ore no sake ga nome ne noka をつくるに際して、ウイスキーの香りが強く出すぎないように、まずはに一石二鳥を4年振りに醸造して、届いたばかりのイチローズモルトの樽に入れたのがきっかけ。

前回は約2ヶ月だけの樽熟成でした。
で、今回の第二弾ですが、実はだいぶ状況が違います。

ベースのビールを醸造したのは、前回のリリースからそれほど経っていない2017年2月。
もともとは、同じようなビールをつくるつもりで樽に入れたのですが、以来バタバタしていて、結局2年半もの間、樽の中に入れたまま時間が過ぎてしまいました。
というわけで、今回は、12.0%、IBU90!
当然、樽の主張が、前回より大幅に強く、ある意味別物と言ってもいいくらいの仕上がり。
樽香、ホップ、ロースト感、セゾンのフルーティさが組み合わさった複雑な味わい。
度数も度数ですし、もちろん濃厚ではあるのですが、セゾンならではのボディのドライさも。
いわゆるバレルエイジしたインペリアルスタウトのイメージもありつつ、同時にしっかりとした赤ワインみたいなニュアンスも。
ビール単体でもいいですが、意外にお食事ともたのしんでいただけるのではと思います。

IBU90という苦みは感じないかも。
それよりもセゾンならではのボディのドライさというところのほうが分かる気がしました。
後味のフルーティさと感じたところが赤ワインのようなニュアンスということなのだと思います。

さぁ、このビール。
どうなるでしょうね…
しっかり熟成のため6本購入。
次に飲むのは少なくとも3年後と思っていますが、そこまで我慢できるかな…
楽しみです。




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