今日のビール。

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志賀高原ビール ザ・ファーイースト 2018.11。
Barrel Aged Imperial House IPA。
想像以上に濁りのある液体。
そして、煮詰めたような果実の甘みを感じます。
かなり強い甘い香り、そしてアルコール感。

口に含むと、濃厚な甘さを感じる味わい。
煮詰めた果実のような…から、黒糖のような甘味、そしてそのあとでホップの苦みを感じる変化の過程が面白い。
とげとげしさはなく、丸みのある柔らかい味。
でも、アルコール度数13%以上ですからね。
そういう意味で、強い味わいのビールです。

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HPより解説。
今回で5回目のリリースとなります。
アフリカからインドも越えて、極東までいっちゃう、ってくらい強力な IPA、をさらに、イチローズモルトさんの樽で長期にわたって熟成した特別なビールです。
今回は、樽での熟成期間で、41ヶ月、39ヶ月、35ヶ月、20ヶ月、12ヶ月の五種の樽のブレンド。
本数も勘案して加重平均すると26.5ヶ月です。
ラベル表記は、13.0%ですが、実はもうちょっとあります。
もはやウイスキーなのかと思うような味わいと香り。
プルーンやレーズンのようなドライフルーツ的なニュアンスの中に、ホップの柑橘感も。
もちろん、甘みを感じるのですが、ホップの苦みでキリッとした印象も。
前回のリリースよりも、大幅に樽熟成の期間は長いのですが、若めの樽をブレンドした効果か、若々しさも感じたり。
しかし、日本酒やワインの13%とかって、大したことない感じなのに、なんでビールのこの度数って、こんなにヤバイ感じなんだろう?
これを飲んだうちの(酒が飲めるはずの)スタッフが、口を揃えて
「20%とかありそうな感じ」
っていうのは意外です。
いつもは、むしろ、「度数を感じさせない」なんて書くことが多い弊社ですが、こればかりは例外なのかもしれません。
アルコール度数 : 13.0%
ビアスタイル : バレルエイジド・トリプルIPA

ここのところ飲んでいるビールがどのビールもハイアルコールなので、そこまで強烈だとは思いませんでした。
むしろ、以前に比べて飲みやすいと思うようになったのは、そんなビールを飲み続けているからかもしれません。
濃厚です。
甘いです。
でも、意外に飲みやすい。
少なくとも、TAKASHI ICHIROよりも飲みやすい。
主観がだいぶ入っていますが、スタートラインとしてこの味わいはかなり楽しい。
残り5本をゆっくりと寝かせてその変化を楽しみたいと思います。

満足。