今日のビール。

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ストーンブリューイング 22周年 アニバーサリー アニ-マター ダブルIPA。
甘い香りを強く感じますが、併せてホップのジューシーさをもっと煮詰めたような香りも感じるビールです。

口に含むと、濃厚で強い甘みと、そんな甘みを感じるにもかかわらず強い苦みもしっかり感じるビール。
この苦みと甘みは、かなり好みは分かれると思います。
ですが、ここ最近のヘイジーIPAブームの中で、ストーンブリューイングといえば…という、ホップを効かせた、時にはメーターを振り切るくらいにホップを使った、いわゆる「ニガニガ」なビールを記念のビールとして作ったということに、ストーンブリューイングのスタンスが出ているような気がします…なんてことを考えました。
いいね。

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HPより解説。
Stoneの社内コンペティション「Stone Spotlight Competition」
今年優勝したビールは、22年のStoneの歴史においてStone Spotlight Competitionのために造られたビールが商品化されるのはこれが初めてのことである。

さらに異例なのは、このビールがあまりにも 素晴らしい出来であるが故に、Stoneの22周年を能力のある隠れたStoneのブリュワーを表に出す絶好の機会と捉え、あらゆる傑作を産んできたアニバーサリーIPAとして商品化されることである。

現在クラフトビール界でヘイジーな濁ったビールが一大旋風を巻き起こしている中、2人はその流行に反して、最もクリアでクリスプなIPAを造りたいという気持ちで一致していた。

Denaliという新しいホップの素晴らしい香りに強く惹かれ、このホップを採用することを決めた。

ビールの素晴らしいジューシーさを体感するために、ヘイジーにする必要はないと強く訴えかける、非常にクリアでクリスプながらジューシーで口当たりのいいDouble IPAとなった。

“Anni-Matter” という名前の由来はAntimatter (反物質) から来ている。

アンダーグラウンドヒップホップのアルバム T ake Me to Your81 Leader の中に収録されている “Anti-Matter” というタイトルの曲がこのビールの名前の由来となった。

銅色に近い濃い目の黄金色に白い泡が乗る。

プラム、アプリコット、メロン、ライムといったフルーティーさに、ビスケットのような香りとハーブの香りが混ざったアロマが漂い、大地を感じさせるよう な明るい花とベリーの香りも存在する。
しっかりとしたモルトのベースに、ホップ由来の新鮮なチェリー、アプリコット、ブドウの皮、メロン、シトラスフルーツなどの味わいが引き立つ。

微かな甘さが 混じるフルボディに、キリっとしたクリーンでドライなアフターテイスト。
水晶のように透き通ったクリアなビールで、ホップのジューシーさとトロピカルさを最大限に楽しむ事が出来る一杯。


かなりの力説具合いですね。
でも、この懐かしい感じ、好きです。
というか、こういうニガニガビールがおいしいと思ってアメリカのビールを飲み始めるようになったわけで、原点回帰のような気がします。
いや、ほんとね。
久しぶりにこういうビールをビアバーでも飲みたくなりました。

満足。