今年もサッポロからヱビス ザ・ホップが発売になりました。
飲んだ感想としては、きれいな香りのビールで、苦みは比較的柔らかいかなというのが印象です。
それでは…と、レギュラーのヱビスと飲み比べてみることにしました。

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右がヱビス、左がヱビス ザ・ホップです。
色合いは、ヱビスのほうが濃いような気がしますが、ほとんど差がないと思います。

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それではまずは香りから。
比べてみると、香りのみずみずしさが違います。
ヱビスビールに比べて、若葉のようなみずみずしさを感じる香りをヱビス ザ・ホップに感じます。
若葉のような…というのは香りからの印象ですが、この表現、わかってもらえると思います。

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続いては味わい。
通常のヱビスは、ホップの苦みをしっかりと感じる味わい。
それだけでなく、あとからじわじわと麦芽の味わいも感じ、また最後は苦みで終わる味わい。
それに対して、ヱビス ザ・ホップは苦みの種類が異なるという感想です。
大手のビール特有の苦み…ではなくみずみずしくもフルーティな苦み。
後味にかけても苦みが強くならないので、飲みやすいビール。

いつものヱビスビールは大好きです。
ちょっと贅沢な感じで。
でも、それ以上に、贅沢だと感じるのがヱビス ザ・ホップ。
このビールは本当にいいなぁ。

今から10年くらい前、一度ヱビス ザ・ホップが通年販売されたことがあったと思います。
その時は、きっとこのビールの良さが理解されていなかったんでしょうね。
ある意味、10年先を行くビールだったのかもしれません。

飲み比べという形にしてみましたが、全く違うビールを飲んでいるような感じ。
でも、どこかに共通項を見出したいと思うわけです。
うーん。
どちらも丁寧な造りのビール。
ベクトルは違うけど、どちらもおいしいビールだと思います。

満足。