神奈川県のクラフトブルワリーといえば、サンクトガーレン。
そんなサンクトガーレンが製造するウィートワイン、ウン アンヘル。
たまたま3年分購入してみたので、飲み比べてみました。

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右から2015,2016,2017です。
3年間の熟成でどのように味わいが変わるのか試してみようと思います。
色合いはほとんど変わらないと思います。
さて、それでは飲み比べてみましょう。

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まずは香りです。
2015は落ち着いた柔らかな香りです。
2016はそんな2015に比べると少し香ばしさを感じます。
2017はホップの香りを感じますね。
香りでいうと好みなのは2015、次いで2017でしょうか。
2016はかなりベクトルの異なる香りだと思います。

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さて、続いては味わい。
2017は濃厚な甘みを感じる中に、ホップの苦みというか風味を感じる味わいです。
2016はどこか干しブドウの甘みのようなものを感じます。
少なくとも香りで感じた違和感は味わいでは感じません。
2015は、2017や2016と違って優しい味わいです。
苦みや香ばしさを感じはしますが、全体的にまとまっているというか飲みやすい味わいになっています。

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なかなか悩ましいですね。
香りと味わいのバランスを考えると2015が好みだと思いますが、2016や2017の味わいも捨てがたい…

熟成させることができるビールなので、2年くらい熟成させてみるのが一番お勧めしたいこちらのビールの飲み方だと思いますが、その年のビールを飲んでも、1年熟成させてもおいしいと思います。
それぞれに良さのあるビール。

このビール、やっぱり好みだな。。。

満足。