今日のビール。

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BAEREN BLEND LABORATORY COLOR BLEND A。
岩手県のベアレンが秋の頒布会ということで、ビールを混ぜ合わせて味わい、香りを楽しんでみようというシリーズ。
前回はホップの違いでしたが、今回は色、苦みに違いのあるビールを混ぜ合わせて楽しんでみようというシリーズ。
まずは単独で飲んでみたいと思います。

ホップのきりっとした香りをはじめに、麦芽の柔らかい香りを後から感じるビールです。
口に含むと、じわじわと広がるホップの苦み。
飲み込んだ後に感じる苦みはかなり強めですが、いわゆる柑橘系の華やかな味わいを感じる苦みではなく、もっとどっしりとしたというか、落ち着いた苦み。
こういう苦みのビール、好きなんですよ。
おいしい。

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こちらのビールのスタイルは、ボヘミアンピルスナー。
チェコのボヘミア地方のピルゼン市で誕生したビール。
淡く透き通っていて、ホップの苦みとすっきり爽快なのどごしが特徴のラガービール。
IBUは42、アルコール度数は5%です。
苦味付けにチェコのPremiantというホップを使用しています。
このホップはアロマホップでありながら、チェコのホップの中で最も高いα酸を持ちビタリングにも使用できるホップとのこと。
香りづけにはSaaz Lateというチェコの新しいザーツホップを使用しているようです。
このホップ、2010年に登録された品種で、香りの特徴がSaaz Hopにとてもよく似ている良質のアロマホップとのこと。
スパイシーでシトラスな香りが特徴的です…

そう、メジャーどころでいうと、ピルスナーウルケルと同じスタイルのビール。
そして、そんなピルスナーウルケルに使われているSaaz Hopと香りの特徴が似ているホップを使用しているということですが、ウルケルとは味が違うなという感想です。

ただ、好みの味わいのビールではあって、正直、これだけで飲みたいと思う味わい。
もう一つのBも単独で試してみて、そのあとはバランスを試してみたいと思います。

楽しみ。