いろいろなビールを飲み比べてみるのは面白い…
志賀高原ビールはこの時期になると摘みたてホップを使用したビールを限定で醸造します。
そこで、今回は志賀高原ビールの基本となるビールかもしれないIPAと摘みたてホップを使ったIPAを飲み比べてみました。
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右が摘みたてホップを使用したIPA、左が定番のIPAです。
醸造日は摘みたてホップを使用したIPAが2017年8月下旬、定番のIPAが2017年8月上旬と離れてはいない状況での飲み比べになります。
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まずは香りから。
香りの基本は同じですが、比べてみると生っぽいというか、同じ香りでも濃厚というよりも濃密さを摘みたてホップを使用したIPAのほうで感じます。
濃厚さと濃密さ。
例えるのであれば、湿度が高いという空気と、雨が降り始めたときの水分を含んだ空気の感じの違いというか…
空気感を感じるような香り…ってなんとなく変なたとえになってしまいましたけど、あくまでもニュアンスでしょうか?
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続いては味わい。
ホップの苦みという点ではどちらもしっかり感じられます。
飲み込んだ後、ホップの苦みが余韻としてじわじわと強くなっていくのが、摘みたてホップを使ったIPAで感じます。
これを荒々しい苦みというのも少し違うかもしれませんが、そう表現してもいいのかもしれません。
そう、後味に感じる苦みの余韻が違いかもしれないですね。

去年もこの飲み比べはやっています。
この時にも青臭いホップの香りという表現の仕方で、摘みたてホップの香りを表現していますし、おそらくそれは今年と言葉の表現は違いますが、同じようなことなのだと思います。

そして味わいでははじめから感じるとしていますが、今回はどちらかというと余韻にその違いを感じました。
飲み比べたグラスが異なるので、その影響もあるのかもしれませんが、去年も今年も味わいに違いは感じているようです。

そして、全体的に見て、通常のIPAと摘みたてホップを使用したIPA。
どちらが好みかといわれたら、通常のIPAのほうがバランスがとれているのでおいしいと思いました。
あくまでも好みですけどね。
何か突出したものがあるというビールよりも、バランスのいいビールのほうが好みだということなのでしょうか?
その割にはとても苦いビールを好んで飲んでいるような気もしますけどね…

面白い飲み比べでした。