いろいろなビールを飲み比べてみるのは面白い…
2017年7月末にキリンの一番搾りがリニューアルされました。
デザインだけでなく、中身もリニューアルされたとのこと。
2017年7月中旬に製造された旧一番搾りを見つけたので、それと新一番搾りを飲み比べてみることにしました。
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右が新しい一番搾り、左が旧一番搾りです。
色は全く変わらないですね。
巷では、しっかり変わっているとのことなので、楽しみです。
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それでは、まずは香りから。
香りで感じるのは、旧一番搾りのほうが感じる香りは強いということ。
ただ、その香りはいわゆるDMSというオフフレーバー。
大手のビールは、これをあえて入れているという話も聞いたことがありますので、何とも言えませんし、製造から1か月経過しているのでその影響もあるのかもしれません。
これは、バイアスかもしれませんが、新一番搾りはクリーンな香りという感想。
香りが強いわけではありませんが、立ち上る香りがきれいだなと。
麦芽やホップの香りをしっかり感じるような気がしました。
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続いては味わい。
一口飲んで、違いはしっかり判ります。
単独で飲んだ時に感じた強さという表現が適当なのかよくわかりませんが、新一番搾りはよりすっきりとして、でも味は感じるという感想。
旧一番搾りの味に対して、飲みやすく、また料理にも合わせやすくなったのではないかと思います。
いいね。

新一番搾りは「澄んだ上品なうまさ」というのを掲げていますが、確かにそうかもなと思いました。
すっきりしているというのは、旧一番搾りからのことで菅よりすっきりしたなという感想。
そして、薄いのではなく飲みやすいというのもうまさにつながるのかもなという感想。
プレミアムモルツが、今年ではなくその前のリニューアルの時に、ドリンカビリティを高めるリニューアルをしましたが、今回の一番搾りもそっちの流れのような気がしました。
キリンにはグランドキリンというゆったり1杯を楽しむというコンセプトのビールがあります。
そう考えると、一番搾りにはドリンカビリティを求めるのかなとも思いますし、その流れとしてはとてもいい変更なのではないかと思います。

また、大手のビールの現状で、どういうビールをどのようにして飲むのかを比べてみるのも面白いかもしれない…
そんなことも考える飲み比べでした。

満足。