どもども。
昨日、久々の受診でした。
CT撮影して特に転移を認める所見はないとのこと。
これで3年10か月。
元気に来られました。
次回は半年後です。
ま、ちょっと早いけど4年間、無再発生存できたことになります。

正直、長かった?と聞かれたらわからない。
あっという間だったような気もするし、そうではなかった気もする。

のど元過ぎれば熱さを忘れる…
それと一緒かもしれないです。

ちゃんとね。
舌癌になっても生きてます。
しっかり毎日浴びるようにビールを飲んでもね。

潰瘍性大腸炎になったりしているけど。
でも、それとこれとは関係ないし。


ま、順調なんです。


ただ、考え方にいろいろと変化は出てきた気がします。
前にも書いていましたけど、僕個人は「がん」であることは隠す必要はないと思っています。
他の疾患と同様に自ら言う必要はないと思うけど、でもやっぱりカミングアウトしたいです。
特に今は。
その理由は、まだ「がん」を特別視する人が多くいるから。

がんといわれて引く人、多いよね。
ま、そりゃ仕方がない。
きっとね、そういう人は身近にそういう人がいなかったんですよ。
だからです。

なので、そういう人を一人でも減らせるように、自分はふわりと「がんであること」をカミングアウトしています。
ま、それって自分にとっては今日朝ごはん食べたってことと同じような言葉としてとらえられているからですけど。

そうじゃない人にとっては難しいと思います。
なので、そういう人は言わなくてもいいと思う。
でも、特別視しない人であれば、そういうことはカミングアウトしてもいいと思うんです。
そういう人からの「がん」に対するアドバイスは面白いほど聞いてくれます。

以前、話をしたかもしれないけど、術後の話としてお酒は少なくとも半年はやめたほうがいい、粘膜がひどいことになるから…
これ自分の体験談としてのことですけど、自分が「がん」であることを伝えずに患者に伝える時と、カミングアウトしてからこの言葉を伝える時では全然受け止められ方がわかれている気がします。
ま、そういうものですけど。
なので、そういう人は今の予備軍というか今から治療を受ける人の話し相手になるといいと思うんです。
そのことで一人でも多くの人が「がん」に対する意識を改めてくれたら…
誤った知識を受けることなく正しい治療に臨んでもらえたら…

そのためにも患者だけでなく医療スタッフもきちんと認識を新たにしないといけないと思うんですけどね。


まぁ難しいことですよ。


でも、そういうのって面白いから。
笑い話にすることでもなく、ただ楽しくその日の出来事として「がん」について語ることができる。
それが早く普通になったらいいのにな…



そんなことを考えて。




まぁ、でも僕は大腸がんとかほかのがんのリスクファクターを持っているので要注意には変わりありませんが。



でも、よかった~…