さて、今年もやってきました、勝手にビールアワード。
テーマを決めて、この1年、よかったなと思うビールを色々なビールが好きな人があげていく企画です。
お題目としては、「もっとも○○だったビール」、そして、「毎日でも飲みたいベストスタンダードビール」。

さて、それでは「もっとも○○だったビール」。
これは、「もっとも驚いたビール」…ということにして、志賀高原ビールのHouse IPA 2006を挙げたいと思います。
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志賀高原ビールのHouse IPAは、出来立てを飲んだほうが絶対においしいと思っていました。
それは、今まで3,4年熟成のHouse IPAを飲む機会があっても、出来立てのHouse IPAよりもおいしいと思ったことがなかったからなんですね。
でも、これが10年熟成させたとき、味わいが劇的に自分好みになっていたということに衝撃を受けました。
ちなみにこの時、2009年と飲み比べをしているんですけど、2009年はまだ僕好みになっていませんでした。
基本的に日本のクラフトビールは、5年も熟成させたらそのあとはあまり味わいは変わらないか、もしくはへたってしまうんじゃないかと思っていたわけですが、このビールを飲んでいい意味で裏切られました。
アルコール度数が高いビールをいつまで保管しておくと、一番おいしいと感じるタイミングになるのか…
この命題が、またかなり複雑になった気がします。

さて、続いては、「毎日でも飲みたいベストスタンダードビール」。
個人的に華やかさ、トロピカル感、ジューシー感のあるビールが好きみたいで、その種のビールをまず2種類紹介します。
一つ目は、伊勢角屋麦酒 The FORCE IPA
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限定発売のこちらのビール。
柑橘系ホップ「Equinox」「Mosaic」「citra」と3種類を使用したビールです。
以前、三軒茶屋のピガールで樽生ビールとして飲んで感動したビール。
家で飲んでもやっぱりとってもおいしかった!
限定版ということで、来年、また発売してくれると嬉しいなと思います。

2つ目は、Stillwater Artisanal Mono
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これもトロピカルな味わいと、清涼感のある香りが素敵なビール。
ごくごく飲めるのがいいんだと思います。
アメリカのスティルウォーターというブルワリーのビールなのですが、どのビールもおいしいんですけど、毎日飲むのであればこれかな…というビール。
見つけたらぜひ飲んでほしいと思うビールです。

最後は日本の大手のビールを。
そう、サントリーのプレミアムモルツです。
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今年3月14日に、味わいがリニューアルとなったこちらのビール。
前回は2012年のようですね。
約5年ぶりのリニューアル。
これによって、好みのプレミアムモルツにかわりました。
かわったというか、戻ったといったほうが正しいかもしれません。
何杯飲んでも飲み飽きない…から、1杯で極上の気分を…と、コンセプトが変わったのではないかと思っています。
そろそろ1日何本もビールを飲むわけにはいかない。
そんな時、大手のビールの中では、安いわけではないけれど、クラフトビールと比べたらリーズナブルに購入ができて、1杯でしっかり満足できる味わいになったと思うこちらのビールを、毎日でも飲みたいベストスタンダードビールとしてあげないわけにはいかない…
そんなビールになって戻ってきました!

さて、最後のプレミアムモルツで少しテンションが上がりましたが、そんな感じの勝手にビールアワード。
毎年、今でも購入できるビールを選んでいましたが、今年は限定ビールもピックアップしてみました。
まぁ、 クラフトビールは一期一会。
そう考えたら、そういうのも仕方がないんですけどね。
だからこそ、今年もまたクラフトビールを飲み続けるのだと思います。

あくまでもできるだけ。
いろいろと生活が変化してくる中で、その中でも、細々とクラフトビールを飲んだ記録を残していこうと思います。

というわけで、Have a nice Beer!