色々なビールを飲み比べてみるのは面白い…
というわけで、志賀高原ビールの新春初売りセットに入っていたHouse IPA 2010を、2016と飲み比べてみました。
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右が2010年、左が2016年に醸造されたHouse IPAです。
色合いでかなり違いがありますね。
熟成されると色がやはり濃くなるんだ…
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2010のHouse IPAの後ろにはこんなシールが。
2010はわかるとして、#300ってなんでしょうか?
300バッチ目?
そんなにも準定番なのに作っているのか…
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さて、それではまずは香りから。
2010のHouse IPAはどこか枯れたようなホップの香り。
熟成されて甘みが出ているというか焦げたような甘い香りを感じます。
対して2016のHouse IPAは、フルーティで少し爽やかなホップの香り。
個人的にはこの香りがとても大好きなんです。
2010年ということは約6年熟成。
香りはホップのみずみずしさのようなものが徐々に減っていき、焦げて甘い香りにかわっていくんですね。

続いては味わいです。
2016年のHouse IPAは、しっかりとした味わいながらもフルーティさがあって、その味わいの後にホップの苦みがじわじわと口の中に広がります。
ボディが強く、でもフルーティな味わいやホップの苦みから爽快感を感じるので飲みやすいビール。
2010年のHouse IPAは、落ち着いた味わいと表現したらいいんですかね。
ホップの華やかさがなくなってて、表現としては「枯れたような」なのかな。
でも、丸み…というには早くて、どこか刺激を感じる味わい。
ふむ。

こういうビールって言われると、そうか…いいねって思うけど、普通にHouse IPAを知っていると、これはこれでいいけど、やっぱりHouse IPAはホップを華やかに、そして爽やかに感じつつ、どっしりと飲みごたえのあるビールとして飲みたいと思ってしまいます。

華やかさ・爽やかさって、きっと僕の中ではとても大切なことなんだと思います。
もちろん、バレルエイジドのビールやインペリアルスタウトそしてベルギーのアビィビールやトラピストビールなんかの、華やかさや爽やかさを求めないビールに対しては違いますけどね。
そう、ベルギーのシメイなんかは7,8年寝かせたことによる味わいの丸みに、本当にもう「くーっ!!!」ってなりましたから。

僕の中でHouse IPAは出来立てをすぐに飲むビール。
それによって、僕自身が一番このビールに求めるものを感じられるのだと思います。
でも、それは人それぞれ。 
この枯れた感が好きな人もいるのだと思います。

新春セットではあと2009と2006ってのがあります。
どうも2006ってのはお店で出した時、かなり人気だったようで…
この辺りをどうやって飲むのか。
単独で飲んでもいいけど、飲み比べるのも楽しそう。
その時には最近醸造されたやつと飲み比べるよりも熟成されたビールの年代の違いとして楽しむのがいいのかもしれない。
そう考えると、2009年と2006年で飲み比べてみるといいのかもしれないですね。
楽しみです…

ちなみに2011年2012年の熟成されたHouse IPAを飲んでいたみたいです。
感想はやっぱり同じですね(笑)
いや、でも、それよかった。
言っていることが、毎回違ったらそれはそれでおかしな感じですからねw

満足。

 
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