今日のビール。
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サンクトガーレン エル ディアブロ 2015.
1年熟成のサンクトガーレンのバーレイワインです。
香りは熟成感とアルコール感、そして苦み…ですかね。
煮詰めた果実のような香りというのが、けっこうしっかりと感じます。
煮詰めて時間がたって、少し柔らかくなった甘い香り…っていうとよくわからない表現になってしまいますが、そういう香りだという印象です。
口に含むと、強い苦みを感じます。
これ、かなり苦み。
ホップの苦みだと思いますが、華やかな苦みではなくじっとりとした重い苦み。
ホップをこれでもかってくらい使っていて、それをじっくり熟成しているからこその苦みなのだと思います。
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これ、やっぱりグラスを変えて飲み比べてみたいと思います。
少し澱が入ってしまいましたが、厚みのあるグラスとの飲み比べ。
これ、面白いです。
グラスに厚みがあったほうが甘みをより感じる気がします。
薄いグラスだと苦みをはっきりと感じる味わいですが、そこに柔らかさが加わる感じ。
熟成感を楽しむビールであれば、グラスとしては厚みのあるものを選んだほうがいいかもしれないなと思いました。
あくまでも比べるとってことなので、苦みがないわけでもありませんが、違いとしてはっきりと分かることが確認できたのはよかったかなと。
いや、これはいい感じ。
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ここ最近のエル・ディアブロ。
以前のと比較して出荷してすぐに飲んでもおいしい気がしています。
この辺りは好みだと思いますが、以前のは炭酸が強かったりともっと荒々しさがあったのですが、ここ最近ははじめっから飲みごろになっている気がする。
これ、悪くない。
いや、かなりうれしい。
さて、2016年はどんな感じですかね。
楽しみです。