先日、朝起きたらいきなり出血をしまして・・・っていう話を書きました。 あの後の経過としてはまぁ、あそこまでの出血はなかったんですけど、歯を磨いた後にはき出したものが妙に赤黒かったりしていたんですよね。 なんなんだいったい・・・と思っていた訳なんですが、先週の中頃 ... 続きを読む
先日、朝起きたらいきなり出血をしまして・・・っていう話を書きました。
あの後の経過としてはまぁ、あそこまでの出血はなかったんですけど、歯を磨いた後にはき出したものが妙に赤黒かったりしていたんですよね。
なんなんだいったい・・・と思っていた訳なんですが、先週の中頃から手術をしたところとは別のところがふくれてきたんですよ。
ふくれてきたって言うか、血が溜まっているような感じ・・・

うーむ。
なんだこりゃ・・・

なんとなく不安になったので、月曜日に受診。
確認してもらいました。

舌のちょうど裏側。
さすがに週末でかなり成長。
けっこうでっかくなって声も少しくぐもる感じになってました。
そりゃあ、ここまででかくなっていればそりゃあ発音にも影響されますよね・・・

さわった感じ、そんなに硬くもないので悪性ではないだろう・・・
ただ、やっぱり少し不安なので細胞診にかけてみる・・・

うーむ。
だいぶ緊張の瞬間です。

まぁ、結論からすると大丈夫だったんですけどね。
細胞診の結果もすぐに出まして、とりあえず陰性。
一安心です。

ちなみにこれがカルテと細胞診の結果。

5

つまり、手術によって唾液腺の通行が障害されたことによって、唾液が溜まってしまったってことなんですね。
いやぁ・・・
引けた液体、5mL。
だいぶ溜まってました。

ちなみにここに書いてある「ガマ腫」。
どんな病気かと言いますと・・・

ガマ腫とは、どんな病気ですか?
A1:ガマ腫(ranula)は舌下腺、口底部の小唾液腺、顎下腺などからの唾液の流出障害によって口の中にできる粘液嚢胞で、良性の腫瘤です。口底部に 発現した大きなものは外観がガマガエルに似ているためこの名前がついております。粘液嚢胞は、唾液腺からの唾液の流出が障害されて、誤って噛んでしまった り、歯の生え代わり、歯列矯正装置などによって口腔内の組織を傷つけたのが原因と考えられています。
ガマ腫は、どこに発生しますか?
A2:発生部位としては、最も多いのが下唇で、舌や口腔底、頬粘膜にも発生します。口腔底の舌下腺由来のものはガマ腫と呼ばれています。
ガマ腫は、どのような人に多いのですか
A3:10~30歳の女性に好発するとされています。
ガマ腫の治療は、どのように行いますか?
A4:手術で摘出します。嚢胞周囲の小唾液腺も含めて摘出する必要があります。この他にも、凍結療法や薬物療法、レーザーによる手術方法もあります。
ガマ腫の予後は、どうですか?
A5:注意深く摘出術を行っても、小唾液腺を傷つけることがあるので、再発することがあります。

なんだか治療には切除が必要だって書いてあるじゃないですか・・・
もう・・・

口の中は切りたくないなぁ・・・
ほんといやなんですよ。
すっごく腫れるし・・・
全身麻酔で気道がだいぶ傷つけられるから・・・

まぁ、そんなこといってもねぇ・・・

あ、結局、バイパス手術みたいなのもあるみたいなので、その時には全身麻酔下での手術にはならないみたいなんですけどね。

そして今。
せっかく抜いてもらったのに、もうだいぶ溜まってきてる・・・
これ、本当に面倒だ・・・

やれやれ。

ガマ腫っていうネーミングもなんだかなぁ・・・

まぁ、ガマ腫じゃなくて単なる通過障害って言うことの方が可能性としては高いと思うけど・・・
っていうか、そっちにしておいて欲しいんだけどね。

だって・・・

ガマ腫ってなんだか情けない名前なんですもの。
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昨日の朝、出がけに口の中が出血しました。 いや、何をしたわけじゃないんですよ。 風邪ひいたときとか、鼻をすすった瞬間に痰のようなものが口の中にはいってくることってありますよね? あまりきれいな表現ではありませんが、まさにそんな感じでした。 で、僕も痰だと思っ ... 続きを読む
昨日の朝、出がけに口の中が出血しました。
いや、何をしたわけじゃないんですよ。
風邪ひいたときとか、鼻をすすった瞬間に痰のようなものが口の中にはいってくることってありますよね?
あまりきれいな表現ではありませんが、まさにそんな感じでした。
で、僕も痰だと思ったので吐き出したのです。

そしたら真っ赤!

一瞬、目の前が真っ白になりました。
気を取り直して口の中を鏡で見てみると、手術をして縫い合わせたあたりのところから出血しています。
うーむ。
とりあえず少しほおっておいたのですが血が止まる気配はありません。
ちょっとまずいかもなぁと思って、病院に電話。
そうしたらちょうど主治医の先生が当直だったので相談。
近いしくれば?とのことなので、診てもらうことにしました。

本当は出かける予定があったんですけど、さすがにこれはこっちを優先させます。
とりあえずうちの家族と会うことになっていたので、遅れることを連絡。
正直に今の状況を話します。
ま、そりゃあね。
仕方がない。

で、電車で病院に向かいました。
口の中ではまだ血が出ているのがわかります。
あ、血が出ているとはいってもごぼごぼと出ているわけではなくずーっとじわーっと出ているだけなんですけどね。
電車は比較的すいてました。
しっかり座れます。
さすが休日。

電車に揺られながら考える。
何が原因なんだろう?
出血部位はどうも切除して縫合したあたり。
手術では切除断端も陰性だった。
だから、出血の部位を考えても腫瘍からの出血ということは考えにくい。
っていうか、腫瘍からの出血であればもっと肉眼的に腫瘍が見えてもおかしくない。
そんなに腫瘍をまじまじと見ているわけではないけども、そんなに粘膜に変化があるようには思えない。
ってことはそれは違うといえるのではないだろうか…

冷静に判断をするとそんな結論になる。
でも、よくわからない。

冷静に考えて、再発ということはありえないだろう。
そう、この前の口内炎を見つけたときのようなある意味確信に近いものはない。
いや、今回のは問題がないという確信のほうがはるかにある。
でも、考えちゃうんですけどね…






そんな感じで病院について主治医に確認をしてもらいました。
病院についてしばらくしたら出血は止まりました。
出血の場所は今回の手術をしたところ。


1


僕の舌です。
曲がっているところが舌の先端。
これは意図的に舌を曲げているわけなんですけど、切除したところをT字型に縫合しています。
そのTの部分の重なったところから今回は出血していました。
確かに粘膜としては一番薄いところですし、こんな舌なので引き連れたりすれば一番出血しやすい場所だったりします。
触診でも硬結は認めず(腫瘍は正常組織に比べて堅くなっているのです)、特に異常は見当たらないとのこと。
診断としてはおそらくは詰め物をしている内向している歯が、出血したところに当たってしまい出血してしまったのであろうということでした。
その近くに白板のようなものを形成しているため、日常的に刺激されている可能性があると…
もしまた出血をするようであれば、歯科でもう少しまた削ってもらう必要があるかもしれないとのことでした。


まぁ、再来週に超音波検査と診察があるので、その時にまた診てもらおうと思います。




いやはや。
なんかビビりになっています。
なんとなく「!?」って思ってしまう。
バランス難しいですねぇ…


僕の術後の舌を経時的に見てみると…

2

まずこれが術後、退院したあたりかな…?
全体的に白っぽくなっていてまだ汚い印象。
舌にもむくみがあるしね。

3


これが術後約2カ月。
ちょっと見づらいですけど、最初に比べるとだいぶ良くなっています。


4

そして今回と、見比べてみるとしっかりときれいになっているのがわかります。
先月のCTでだいぶ安心していたので、今回の出血はだいぶショッキングでした。


うーん。
そしてそんな安心感を簡単に吹き飛ばしてしまう。
怖いな。


今回の記録はまぁ、異常なしでしたっていうのが結論なわけで、そういう意味ですごく良かったわけです。












診察が終わって、うちの両親のところに遅れて到着。
いろいろと話をするわけですよ。
なんとなく素直に親のいうことを聴ける自分がいたりします。
そりゃあね。
親よりも先に死ぬかもしれないっていう状況にさらされましたからね。
そりゃあ、親を大切にしようと思う気持ちが働きます。
ほんとはこんなことにならなくても、そして三十を超えてではなくもっと早くそういう気持ちにならなくてはいけなかったんですけどね。

ま、それは過ぎてしまってどうしようもないということで。

うちの父親と最近、本当によく話をするような気がします。
子供の頃、話をした記憶がほとんどないんですよね。
家にはほとんどいませんでしたから。
ただ、家族のために仕事をしている。
それだけはしっかりと感じていたと思います。
だから、いなくても別にいやだとも思わなかったし、仕方ないと感じていました。
背中を見て育った…って感じかなぁ。
なので、今になって話をするのはすごく新鮮です。
新鮮というかとてもためになる。
もっとしっかりと話をしなくてはいかんなぁと思いますねぇ。
いちばん身近な年上ですからね。
ちゃんといいところを吸収しなくては。

まさにけがの功名ってやつです。


なかなか悪いことだけじゃないですねぇ。
今度のことがなかったら、こんなふうにはなっていなかったと思います。

そういう意味ではよかった、よかった。







このまま、このまま。
あと5年、何ともありませんように…
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今日は術後3ヶ月でのCT検査でした。 毎月1回、超音波での検査はしていますが、3ヶ月に一回はもう少し精度の高そうなCTにてリンパ節転移などを確認しましょうということになりました。 まぁ、僕は勤めている職場で検査ができるのでこんなに頻繁に検査してるんですけどね。 ... 続きを読む
今日は術後3ヶ月でのCT検査でした。
毎月1回、超音波での検査はしていますが、3ヶ月に一回はもう少し精度の高そうなCTにてリンパ節転移などを確認しましょうということになりました。

まぁ、僕は勤めている職場で検査ができるのでこんなに頻繁に検査してるんですけどね。
そういう意味では恵まれているなぁ…

さて、そんなCT検査。
正確にはComputed Tomographyの略で、コンピューター断層撮影といって、X線を用いて身体の横断像(輪切り)を撮影する検査です。
まぁ、超音波よりももっと細かくリンパ節なんかをみることができる。
そんな検査です。

やり方は簡単。
装置に横たわって指示に従っていればいいだけ。
ま、横たわっているときに造影剤とか投与されますけど…
造影剤の役割は、血管や病巣が白く画像に映るので判別がしやすくなり、より正確な診断が可能にすることにあります。

この造影剤、けっこうアレルギーとかある人多いみたいです。
僕が担当していた患者さんでもけっこう造影剤アレルギーの人とかいたものなぁ…

まぁ、僕はアレルギーとか問題ないので大丈夫ですけどね。

ただ、造影剤を投与されるでしょ。
そうするとアタマとかお尻のあたりとかがジワーッとあったかくなってくるんですよ。
全身じゃないんです。
なんでかその部位だけ。
けっこう個人差があるみたいなんですけど、起こりやすいのはお尻と手先とアタマのようです。

原因は造影剤の浸透圧。
ヒトの血液よりも高いんですね。
なので、投与されると一時的に血管内の浸透圧が高くなります。
そうするとその高くなった浸透圧を低くしようと体液が血管内に引き寄せられてきて高くなった浸透圧を下げようとします。
そんな水分移動が熱感を感じる原因のようです。

まぁ、そう言われましたけど、全然納得できませんが…


ま、なにはともあれ・・・


無事に検査終了。
そしてその結果発表が夕方にありました。
特にリンパ節が腫れていたりすることはなさそうでした。
なので問題なし。

…よかった。


ほんとこころからほっとしました。
もうね…力が抜けてしまうくらいに気が抜けた…

やっぱりですね。
怖いんですよ。

CT検査を受けたのがお昼。
その結果を聞いたのが夕方。
その間、ほんとね…

いや、ちがうな。
ここのところかもしれない。


月に1回の超音波。
これもね。
けっこういやなものなのです。
あるかもしれない頸部のリンパ節をぐりぐりやるんです。
しかも懇切丁寧に何度も。

もうさ…
慣れてないと何かあるのか?って思っちゃいますよ。


でもね。
それ以上にCT検査はこわいんです。
もっと精度が高いんですよ。

知らないままにもいやですけど、ちゃんとわかってしまうのもやっぱりね…

もう、ほんと怖いんですよ。
結果を知る。
ただそれだけのことがこんなにも怖くなるなんて…

16時診察予約が1時間おしたんです。
それだけでもう、ドキドキしちゃって…
結果を教えるために何かしてるんじゃないかとか…
そんなのするわけなのにね。

でも、どうしようもないのです。
ほんと、だめなんですよ。

よくネガティブに考えたって仕方がないっていうでしょ。
僕も基本、その考えには賛成で、できるだけその考え方に従うんですけど、このことに関してだけは無理…
もうだめですね。


自分の弱さを知ったなぁ…




あ、結果は問題なしでした。




まぁ、この前の健康診断で肺に少し変な影があるとかそういうこともあったからってのはあると思うんですけどね。

っていうかね。
ま、このタイミングで再発したら、もうそれはオペしたって仕方がなかったって話ですからね。
あきらめつくはずなんですけど…
っていうか、どっちかがしっかりわかることが重要なのだと思いました。

再発はなかった。
もしくはあった。

このどちらかであればもう残された道は一つしかないのです。
生きるか死ぬか。

でも、その二つの可能性に挟まれてもんもんとするのが耐えられないんだなぁ…っていうことに今日はっきりと気がつきました。


どっちも考えちゃいますもの。

変な話、転移してたらそれはそれでいいのです。
凹むし、どうしたもんかと思うけど、でも結局、残された時間はあと少しだということをはっきりと意識したら、あとはその時間をどう楽しむかですからね。

でも、両方の可能性があると…苦しいなぁ。


こんなことを毎回、検査のたびに考えるのかぁ…
それってすごく苦しいよ…

うん。



がんはなった時もだけど、そのあとも苦しい…


再発のリスクは5年。
ずーっと考え続けるのかぁ…




本当に苦しいなぁ…
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先日書いた記事で意見をいただきまして… 僕が書いたことを要約すると、 がんの治療について、標準治療といわれるものが存在する以上はしっかりどこでもその治療が受けられるべきである。 ただ、そのこともだけど自分が納得して治療を受けることが一番である。 ってことにな ... 続きを読む
先日書いた記事で意見をいただきまして…

僕が書いたことを要約すると、
がんの治療について、標準治療といわれるものが存在する以上はしっかりどこでもその治療が受けられるべきである。
ただ、そのこともだけど自分が納得して治療を受けることが一番である。
ってことになるわけなんですけどね。

それに対して意見をいただきました。


知識含めてその方の世界と思うしかないですよね。
誰しもがトップの先生にかかれるわけじゃない。


僕はこの言葉に対してわかるような、でもやっぱり納得いかない気持ちを抱いたわけです。
なので、この言葉に対する僕の考えを書いてみようかと思います。


おそらく、その考え方に当てはまるものとしては標準的な治療が確立していない疾患、もしくはその標準的な治療を超える治療成績を出している治療方法なのかなと思います。
標準的な治療方法が確立していない疾患。
それはすなわち「がん」でいうところの骨軟部肉腫であったりすると思います。
標準的な治療法を超える治療成績を出している治療法としては外科的治療における医師の力量によってそういうことが考えられるのかもしれません。

でも、抗がん剤治療においてはどこでもいっしょです。
しっかりとしたデータに基づきます。
抗がん剤が承認されるにあたって安全性、効果…そしてその時最も治療成績がいいと考えられる治療法、すなわち標準治療と比較して初めてその治療のほうが優れた治療と判定されるわけです。

そこには外科的な処置とは明らかに違う意味で、誰がやっても一緒という考えが成り立つと思うのです。
少し言い過ぎな感もありますが、そういう治療に対して標準治療を行わずに自分の信念を貫くという考え方が良くないと思うんですよね。
トップの先生にかかるんではないんです。
標準治療とはあくまでも一般的な治療
その一般的な治療に勝てない、もしくは勝つかわからない治療を何も説明せずに行うことが問題なのだと僕は思います。

死ぬということ。
もしかしたらその感覚は実際に意識しないとわからないことなのかもしれない。
なんとなくですが、死を意識した僕はそう考えます。
訳もわからない(ここでは標準的に行われていないという意味でですが)治療を、標準的な治療を行うことなしに、そしてそんなことの説明をすることなしに勧めてしまうということに対して、僕はその人の医療者としての人格を疑う。

そんなのヒトを使った実験にすぎないのだから。
その人が信じるということだって、その人は死を重要視してないのではないかと思う。

きっとその人はいうだろう。
最良の判断だと思った…と。
でも、データも何もない治療法を死と隣り合わせの疾患において勝手に使用することの無責任さをもっと考えるべきだと思う。

治療を先に進めるためにもそういう試験はすごく大切だと思う。
でも、そこに参加するかどうかはちゃんと確認をしなくてはいけない。
わからない人に対する説明なんだから、噛んで含んだような説明になるのだと思う。
でも…それでもそういう説明をすることがその治療を行う上でのステップなのだと思うのだ。

そういう意味で、その人の世界だから仕方がないという意見には納得しかねる。
もしかしたら良性の、もっと死とは離れた治療においての意見をいただいたのかもしれないんですけど。
がんに対してはその考えはあまり相いれないなぁと思ってしまうのです。





…なんて。
ちょっと重くなってしまいました。
なので最後に一つ。



今日って、本当についてないなぁ…
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がんの治療について。 治療の前提として、日本において標準治療といわれる治療をちゃんとどこも提示しないといけないと思うのです。 それ、まだ臨床研究段階ではないか?っていう治療が普通に提示されていることが多いのかもなぁ…なんて最近思います。 特に大学病院系の研究 ... 続きを読む
がんの治療について。

治療の前提として、日本において標準治療といわれる治療をちゃんとどこも提示しないといけないと思うのです。
それ、まだ臨床研究段階ではないか?っていう治療が普通に提示されていることが多いのかもなぁ…なんて最近思います。
特に大学病院系の研究施設において。

例えば僕の舌がんでいえば、僕のステージであれば部分切除っていうのが標準的な訳ですよね。
それは頭頸部がんのガイドラインにも記載されている治療です。
ただ、切除っていうのは後遺症を残します。
だからだいぶ小さな腫瘍であれば放射線でも大丈夫ではないか?とか、そういう話もあるわけですよね。
放射線治療だけでがんを消すことができれば舌に後遺症を残すことも少ないってわけですよね。
これは一例ですが、どのがん種においてもちろんそれは臨床試験レベルとしてやらないといけないと思うわけですが、そういうことがけっこうさらりと行われている気がします。

以前、北海道にとある講演会に行った時のことなんですけど、北海道のがん治療のそれなりに偉い先生方が、当然のこととして独自の治療方法(少なくともガイドラインなどでは推奨されていない治療)を提案していて愕然としたことがあります。
講演会でですよ…

それっていけないんじゃなかろうか…

僕らはそれが標準治療ではないことをわかっていますけど、何も知らなかったら提示された治療を最も良い治療として考えちゃうなぁ…なんて思いました。

だからちゃんとみんな調べないといけないのかなと思います。
ほら、お店でも「なになに無料」って書かれているけど、いわないとしてくれない…みたいな。
それと一緒で。

でも、それで変な治療を提示されたからといってセカンドオピニオンすると治療までの時間もかかっちゃうしなぁ…

なんかよくわからんなぁ…



結局は自分がちゃんと納得するということ。
何が正しくて何が間違っているのかを突き詰めるのではなく、自分がその治療を受けるにあたって納得できるのかどうかなのかなと思います。
僕はがんになってその説明を受けたときに、自分の施設でオペをすることになった場合に、おそらくは日本でも有数のオペ件数でもあるし、ここで受けてダメなら納得いくかなっていうことはすぐに計算しましたからね。
ま、そんな施設にいられたことが運が良かったということなのかもしれませんけど。


ちょっとまとまりのない文章になっちゃいました。
でも、しっかりと納得して治療を受ける。
それってすごく大切な気がします。
特にがんはね。
下手したら死んじゃうんですから…
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