ゆったりとした土曜日を過ごしておりますが… ふと、思ったことを。 がんになって、切って治ったつもりになっております。 でも、それはあくまでもつもりであって、完全に治ったわけではありません。 がんは取り切れたようですが、それはあくまでも肉眼での話。 目には見え ... 続きを読む
ゆったりとした土曜日を過ごしておりますが…
ふと、思ったことを。

がんになって、切って治ったつもりになっております。
でも、それはあくまでもつもりであって、完全に治ったわけではありません。
がんは取り切れたようですが、それはあくまでも肉眼での話。
目には見えないがん細胞がいる可能性があるってことを認識しないといけません。

だから毎月検査を受ける。
転移してないかを確認するわけです。
舌がんの場合には、リンパ節に転移がもしも発見されたとしても、それを少ない段階でもう一度取ってしまえば、治る可能性もあるので。
ちゃんと検査を受けないとね。

粘膜までのがんなので、リンパ節に転移している可能性はかなり低い…いや、転移していない確率のほうが圧倒的に高い。
でも、それは100%ではないんですよね。

これってけっこう苦しいぞ…

常にその可能性がよぎるわけなんですからね。


そして、大丈夫じゃんっていう言葉。
これを投げかけられるのも、場合によってはけっこうきつい。
ありがたいと思える時もあるのだけど、それがかえって自分の気持ちをさかなでる時もある。

この気持ちを理解できたのは医療者としては大きい。

それしか言えないじゃんって思うんですけどね。
それでも言っちゃいけない時もある。

まだ難しいですけどね。



そして医師に自分の気持ちを伝える難しさ。
これ、もどかしいですね。
もっと言いたいこと、確認したいことがあるのに。
なんでかうまく伝えられないんですよ。

なんでだ?

忙しいんだろうなぁって感じるからなのか?
でも、それだけじゃないんだろうな。

いや、ちゃんと聞いてくれてるんですよ。
他に聞きたいことあるか?って何度もいってくいれるし。
でも、診察終わった後に「あ~…」って思っちゃうんですよね。

それなりに顔見知りでもあるし、もう長いしね。
でも、ダメな理由が良くわかりません。

これって普通の患者さんだともっとなんだろうなぁ…

僕も病棟で患者さんに対してそう思われてたりしたのかな…

それはいかんぞ…


医療者として自分が患者になったことはよかったことなんだろうと思います。
その目線に立てたっていうのはね。
どちらの目線も持てるってなかなかないですし、これが自分の命に直結する「がん」ということであればなおさらかな。
もうね…普通の患者さんと一緒ですよ。
先生は神様ですってね。

これ、絶対に活かさないとなぁ…



まぁ、そんなことを考えながら…
今日はビールを飲んできます。

飲み過ぎないように。
そして、この前無料お試しセットでもらった「しじみ習慣」を飲んで出かけます。
効くかなぁ…
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退院して2週間。 いろいろとブログにあげていたのでその後の流れはお分かりだとは思います。 ・・・が、とりあえず今までの経過を確認。 術後約2週間でアルコール摂取を始めたわけですが、これが失敗のもと。 基本的にアルコールは粘膜を刺激します。 特に傷口にはもっての ... 続きを読む
退院して2週間。
いろいろとブログにあげていたのでその後の流れはお分かりだとは思います。
・・・が、とりあえず今までの経過を確認。

術後約2週間でアルコール摂取を始めたわけですが、これが失敗のもと。
基本的にアルコールは粘膜を刺激します。
特に傷口にはもってのほか。
そりゃあ、治りかけているとはいえ口腔内ですからしっかりと傷が治っているわけがありません。
そんなところにアルコールを触れさせれば腫れるのは当然!
いやぁ、本当に苦しかった…

その後、一週間しっかりと禁酒をしたおかげでかなり口の中の腫れはかなり引きました。
腫れが引くと舌が動かしやすくなります。
なので咀嚼もかなりやりやすくなります。
ほんとに舌が腫れていると咀嚼ができないんですよ。
咀嚼ができないというか、口の中に食べたものがたまっちゃうんです。
普通であれば舌の下に入ってしまった食塊は舌が動いてそれを舌の上に乗せて歯で噛み砕いて飲みこめますが、舌が腫れて動かない状況では舌の下に入ってしまった食塊については取り出せません。
なので、ずーっとそこにある感じ。
水飲んで一緒に出せばいいって思うでしょ。
それもだめなんです。
舌が動かしにくいってことは、ぶくぶくうがいもしづらいということなわけで…
水を口に含んで水圧で舌の下から食塊を逃がそうにも圧が足りなくて逃げてくれないんですよ。

そうするとですね。
ずーっとそのまま。
歯を磨いたときに歯ブラシが舌を移動させたはずみに食塊が出てくる…みたいな感じです。
歯を磨くたびに、「わっ!こんなでっかいのが挟まってたのか!」って思いましたもの。

いやぁ、舌って重要。

今はだいぶ動くようになりました。
舌の下も多少は触れるようになりましたし、口の上側もちゃんと舌でかくことができます。
ただ、まだ十分に舌を出すことができません。
アッカンベーとかそういうのができないんですよ。
だからソフトクリームを舐めることができません。
これ大分悔しい。
舐められるように…っていうか、舌を前に出す筋肉が舌を切ったことでなくなってしまったってことなのかなと思ってるんだけど、回復するのだろうか…

そしてもう一つ。
舌が麻痺してます。
切除した側がだめですね。
戻ってるのかな???
いや、まだだろうなぁ…
味だけでなく感覚がすべて麻痺しています。
だから熱も感じない。
スープを飲もうとして、最初に触れるのって右利きだからなのか、右側の舌なんですよ。
だから熱さを感じないわけです。
で、それが左側に来ると、急に熱さを感じるんです。
これにはびっくり。
この前の受診の時には戻るって言われましたけどね。
まだ、時間はかかる印象です。
抗がん剤の神経障害だって半年以上かかるものなぁ…

あ、そう。
この前、退院後初めての診察がありました。
で、その時に病理組織診断の結果が出ていました。

手術後の迅速診断で切除断端に癌および異型上皮すなわち前癌病変はなかったことはわかっていたんです。
ただ、じゃあ切除部位で癌はどうであったのかっていうのが重要な訳で、その結果が出ていたわけです。

その病理レポートには、

組織学的には生検部位の下方に浸潤癌があり表面から2㎜程度の深さに達している(筋層は存在しない)。
広範に異型上皮が広がっており前方では境界不明瞭。
ただし、いずれの断端にも癌および異型上皮は見られない。


つまり、癌の浸潤は粘膜層に限局していたということになります。
筋層まで浸潤が及ぶとリンパ節転移の可能性が高くなりますが、今回は発見が早かったために粘膜層にとどまっている癌であったということで、だいぶ安心。

いやぁ…あとはこの下の運動・感覚機能がどこまで回復するのかがポイントだな。
まぁ、しっかりリンパ節転移および局所再発はしっかりとこれから定期的に確認をしていかなければいけませんが、まぁ、とりあえずそんなところです。

これからゆっくりと経過を確認していこうと思います。







それにしても、早期発見って重要。
がんは発見の遅れが死につながってしまう病気なので切実です。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病とちがって、あとは日常生活と薬でコントロールしてって言うことが今のところできないんですよね。
だからこそ、ちゃんと自覚症状や初期状態を把握しておかなくてはいけないなぁと思います。
また、胃がんや子宮頚がんなど検診やワクチンで対応できるがん種もあります。
それなりの年齢になったらちゃんとそういうものもできる限り受けたほうがいいと思います。



実は先日、祖母が亡くなりました。
告別式の時に父親が挨拶をしたわけなんですがその話の中で、人が死ぬということ、いや、人が生きることで生じる責任というものを強く考えさせられました。

90歳の祖母が亡くなる、これは大往生なのかもしれません。
でも、身内にとってみればまだもっと生きていてほしかったというのが正直なところです。
クモ膜下出血で倒れ、そのあと半年にわたって入院し亡くなったわけですが、そんな流れでもどうにかこの結果を防ぐことはできたのではないか。
そう考えてしまうのが残されたものの考え方だと思います。
そんな考えに半年以上とらわれ続け、祖母が亡くなってから私の時計は止まったままだと話す父親。

もしも僕が異常に気付いておきながら仕事にかまけて検査など受けず、気がついたら手遅れの状況でがんが発見されていたとしたら。
そして、治療の甲斐なく死んだとしたら。
残された家族にはとても強い悲しみを残すことになるんですよね。
いや、悲しみ以上に、ああすればよかった…なんていう強い後悔の念を抱き続けさせることになるんですよ。
それだけは何としても避けなくてはならない…

そういう意味では生きるということにも責任があるのだと思います。
下手に死んだらいかんなと。
いや、死なないような配慮をしっかりとしなくてはいけないなと。
日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人が癌になる時代。
癌に対するちゃんと知識をみんなが持たないといけないと思います。
すべてを持つ必要はないけども、最低限の知識と異常を感じたときにすぐに動ける行動力、そして周りにそういう人が出たときのサポート体制、これはちゃんとしておいたほうがいいと思います。




6月は本当にいろいろなことが起こりました。
その中で、生きるということをちゃんと考えた気がします。
1人で生きているわけではない。

そのことをちゃんとこころに刻みこんで生きていかなければいけません。


長々と書いてしまいました。
でも、なんとなく書いておこうと思って。
たまにはね…
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ええと。 なんとなく文章では少しわかりにくいというか、どんなのが前癌状態なのかとかわからないと思うので、とりあえず写真をアップ。 ただ、これはかなり厳しい写真なので、あまりそういうのが得意でない人は避けたほうがいいかもそ入れません。 実際、友人にこの写真見 ... 続きを読む
ええと。
なんとなく文章では少しわかりにくいというか、どんなのが前癌状態なのかとかわからないと思うので、とりあえず写真をアップ。

ただ、これはかなり厳しい写真なので、あまりそういうのが得意でない人は避けたほうがいいかもそ入れません。
実際、友人にこの写真見せたら思いっきり引かれましたから…

 

 

 

 

 

 

まず、どんな感じで発見したのかということ。
もともと半年くらい前から野菜ジュースを飲むと口の中がしみてたんです。
でも、別に鏡で口の中を見ても別にどこにも変わりがなかったし…っていうのが続いてたまたま舌の裏を見てみたらでっかい潰瘍があったって話。

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ちょっと画像が粗いですけど、こんな感じです。
ちょうど真ん中くらいにあるのが潰瘍部、クレーターみたいになっているところです。
そして舌の裏にこびりついている白っぽいやつが舌白板症っていう症状。
ちょうど金属が入っている歯が内側に内向していてそれが当たってしまって潰瘍を形成。
ただ、舌は絶えず動いているので舌の裏側を刺激し続けた結果、裏側全体にわたって舌白板症という白っぽい異型上皮を形成してしまったというわけです。

ちなみに、この白板症。
なった人が必ず癌になるわけではないのです。
この白板症になったとしても、それが歯の内向による刺激であった場合、歯を研磨して粘膜に当たらないようにすることで自然と治ることのほうが多いのです。
だから内向を治して経過観察。
1週間でそれが治らなかったら少しがんを疑う…僕の場合もそんな感じでした。
実際、白板症から癌化する確率は高くても20%弱だったと記憶しています(違ってたらごめんなさい)。

で、ここからがオペ。
ま、記憶は全くありませんけどね…

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まずは固定。
生検をしたので、少しそこが傷口になって白っぽくなってます。

o0560042010615827251

ヨード染色をしたところ。
ヨードで染色されないところは正常細胞でない可能性があり、それでがん細胞の位置を確認します。

o0560042010615827253

さて、それでは切りますか…っていうところです。
いや、ほんとこの次が厳しいです…

o0560042010615827255

切ったところです。
電気メスで焼き切るので、切ったところが黒く焦げています。
意識がないってすごいよなぁ…
こういうの絶対にすごく痛いよ。
でも、全然覚えてない…
っていうか、すごくしっかり切っている気がする。
そりゃあさ、奥からしっかり切ってるんだもの、動かしにくくなるよなぁ…

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で、しっかりと縫い合わせます。
少し顎下腺の近くにも及んでいるために、顎下腺が患部の腫れによって交通がうまく行きにくくなり、そのせいで唾液が分泌されにくくなってしまいました。
そんなたまってしまった唾液によって顎下腺が腫れてしまい、術後とんでもないことを引き起こしていたわけです。
ま、仕方がないんですけどね。

o0560042010615827861

これが切除した舌です。
真ん中の傷が潰瘍部分。
ちょうどこの下あたりにがんがありました。
ちなみに切除の仕方として標準的なのは、がんを疑うところから1㎝程度のマージンを取って切除するとなっています。
白板症の部分も含めてがんだと疑ったわけで、今回はこういう少し大きく見えてしまうような切除部分になりました。

o0560042010615827863

これ、術後二日後です。
舌は糸が見えますけどなんとなく普通っぽい。
いやいやいや。
これ、かなりむくんでいるんです。
舌を前に出してこの位置ではなく、勝手にこの位置ですから…
ちなみに今、全然口をあけていませんが、あけていないのではなくあけれないんです。
口ってちょっと開けなかっただけで顎が固まっちゃうんですよ。
最初は指を縦に2本入れることすらできなかったものなぁ…
(普通は3本余裕で入ります。4本入る人もいますよね。)

ここから、舌のむくみがとれていって、それによって顎下腺の交通もうまく行くようになり、そうなることで顎下腺の腫れも引いて痛みが治まり…っていう経過をたどります。

いや、ほんとすごいなぁ…
記録として置いておきます。


あ、ちなみにですが、これ僕の記録です。
自分の勤めていた施設で手術をしたので、画像などのデータを自分でもらいました。
なので、個人情報の流出には当たらないと思っています。

たぶんね。



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さて、月曜日の朝からご飯は全粥に。 これをちゃんと普通に無理なく頂くことができたら退院がぐっと近づきます。 朝の検温で、体温がちゃんと戻っていることを確認。 解熱鎮痛剤を使用することなく36度台が出るってすごいなぁ… あ、普通なんですけどね。 でも、この2週間 ... 続きを読む
さて、月曜日の朝からご飯は全粥に。
これをちゃんと普通に無理なく頂くことができたら退院がぐっと近づきます。

朝の検温で、体温がちゃんと戻っていることを確認。
解熱鎮痛剤を使用することなく36度台が出るってすごいなぁ…

あ、普通なんですけどね。
でも、この2週間近くずーっと熱は高いまま推移していましたからね。
なんとなくそういうことにもジーンときてしまうのです。

採血をしてその検査結果を待つ間にいろいろとやることをしてしまいます。

まずは食事。
全粥が食べることができなければどんなに頑張っても退院はできません。

さ、どうなることやら…

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あ、そんなに5分粥と変わらない…
ってことで難なく食べられました。

難なくと書いていますが、食べ終わるまでには1時間近くかかりますけどね。
少しずつ咀嚼してゆっくりと飲みこむ。
この動作のつらいこと…
でも、少量でおなかはいっぱいになるし、ダイエットにはいいんじゃないかなぁなんて考えながら。
しっかり食べれたのでよしとしましょう。


…ということは?
そう。
昼間の処置の時に、担当の医師にそのことを伝えて、退院が決定!
採決の結果も問題なしでした。
いつ退院するかはこちらの自由にしていいということなので、翌日の火曜日を希望。
無事に了承されました。


いやぁ…
長かった…
いや、長いというよりも今はあっという間だったのかもしれない。
でも、いろいろなことがあったなぁと。

今考えてみると、食事を始めてからの回復具合の早さといったらもう…
そういう時期に食事は開始になるから当然といえば当然なのかもしれないのですが、回復っぷりには我ながら驚きますねぇ…

この日の食事で確認してみると、朝食よりも昼食、昼食よりも夕食のほうが、舌の使い方とかが自然になって、あまり痛みを伴わずに食べることができますからね。
それはもうかなりびっくりです。
この成長っぷり。
うれしいなぁ…


明日退院ということで、外出許可をもらい自分の家へ。
少し部屋の掃除をしておきたかったのと、電車なんかを使って移動したときに疲れるかどうか、そして退院の時の荷物をできるだけ少なくしたくて。

大丈夫。
ちゃんといけるな。

そんな感じでついに退院です。

よかったぁ…
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さて、そろそろ回復してきた話を… 土曜日に経管チューブが抜けました。 本来だったら翌週の月曜日に抜けるはずだったんですけどね。 たまたま、担当の先生が居残り処置当番だったので思わずお願い。 許可をもらいました。 まぁ、水はしっかり飲めるようになっていたし、大 ... 続きを読む
さて、そろそろ回復してきた話を…

土曜日に経管チューブが抜けました。
本来だったら翌週の月曜日に抜けるはずだったんですけどね。
たまたま、担当の先生が居残り処置当番だったので思わずお願い。
許可をもらいました。

まぁ、水はしっかり飲めるようになっていたし、大丈夫かなと。

で、土曜日のお昼から食事が始まりました。
もちろん、初めっから普通の食事が開始できるわけがありません。
はじめは流動食から始まります。

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重湯とお味噌汁、経腸栄養剤、そしてフルーチェ。
おいしくなさそうでしょ?
でも、これがおいしいんですよ。

重湯もお米の甘さをしっかりと感じることができるし、お味噌汁(これ本当にお味噌の汁です、具とか全くなし…)の塩加減もすごくおいしい。
今まで食べたくても食べられなかったというスパイスがこういう味気ないといったら悪いですけど。
いやぁ…
この感動って忘れられないだろうなぁ…

この日は食べるというよりかは、むせずに飲み込むことができるかどうかが重要。
経管チューブが抜けて口から食べられるようになったとはいえ、やっぱり飲みこみには違和感が残ります。
なので、その違和感を軽くして、かつ誤嚥しないようにすることが目的。
まぁ、なんとかクリアです。

で、日曜日。
朝から少しアップした三分粥に挑戦です。

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そんなに変わりません。
重湯が3分粥になり、液状のものに少しとろみがついた感じ。
これもまぁ、普通に食べられる…

ですが、すごく時間がかかります。
これをほとんど食べきるのに30~40分くらいかかります。
飲みこむってすごい大変なんですよ。
今はまだ無意識にはできないんです、怖くて。
だから一回一回、喉を意識してぐって感じで飲みこむ。
そんなことしてたら疲れちゃいますよね、っていうか疲れます。

そして、ずーっと経管チューブから栄養は投与されていたわけなんですが、400mLくらいの液体を2時間くらいかけて投与されるわけです。
つまりゆっくりと投与されているわけ。
それが、30分くらいでどんどんと胃に食べ物が入ってくるわけです。

…おなか苦しい。
食が細くなったなぁ…って思いますね。
やれやれ。

日曜日の診察がちょうど主治医の先生だったんですよ。
口腔内を確認してもらって、腫れはかなり引いているということで、退院の話が出ました。
もう退院していいよとも言われたんですけど、あれだけ退院したいと思っていたにもかかわらずいざ「退院」っていう言葉が出ると、ちょっとひよっちゃいまして…
結局、3分粥から2段階上げた「全粥」というものが食べられるようになったら退院ということになりました。

なので、急遽、お昼から食事アップです。
今度は5分粥。

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5分粥ともなるといろいろと普通の食事に近くなってきます。
お粥も5分粥だとさすがにお米を食べているという感じになりますし、親子煮なんて普通に食卓に並ぶ料理ですよね。
カボチャもしっかり固形だし。
まぁ、何とか食べられましたけど全部食べるのに1時間かかりました。
いやぁ…
かかるなぁ…そして、顎が痛い。

ご飯を食べるときの問題点。

咀嚼するときって舌がすごく重要です。

歯が噛み砕いたものを舌がゆっくりと喉のほうに持っていって、飲みこむわけです。

また、口腔内の食物は舌でいろいろとコントロールされてうまく噛めたり、のみ込めたりするわけなんです。

5分粥まで来ると、それなりに咀嚼して食塊を細かくしないといけないんですけどね。

これがなかなかうまくいかない。

だから余計な力もかかるし、またこの1週間、全く使っていなかったわけなので筋力も衰えている。



苦しいなぁ…

でも、やっぱり食事をとるというのはすごく楽しい。

確かに顎は疲れるし、舌はうまいこと動いてくれないんですけどね。

でも、食べることができるだけでそういう困難は吹き飛んじゃいますねぇ。

やっぱり楽しいなぁ…

月曜日からはついに最後の全粥にすることになりました。
…どうなるかなぁ。
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